手軽に利用できることから、副業の中でも人気のあるポイントサイト。
興味があり始めてみたい方も、多いかもしれません。
しかし中には、危険なポイントサイトというのも存在するんです。
この記事では、そんな危険性のあるポイントサイトの特徴を解説していきます。
- そもそもポイントサイトって安全なのか?
- 危険なポイントサイトの特徴が知りたい
- どのポイントサイトがおすすめ?
という方は、当記事が参考になるはずです。
記事を読めば、どういったサイトが危険性を持つのか理解できると思います。
ちなみに僕は自他ともに認める変人ですが、ポイントサイトの知識はわりと豊富なほう。
ポイ活歴も15年目とムダに長いので、それなりに詳しく書けますよ。
基本的にポイントサイトは安全
初心者にとっては、そもそもポイントサイトって安全なのかという疑問があるかもしれません。
とりあえず結論から言うなら、ポイントサイトは安全です。
ポイントサイトの歴史は、20年以上続いています。
まず危険で悪質なサービスであれば、社会から排除されてすでに存在していないはず。
ポイントサイトが20年以上継続するのは、それがれっきとしたビジネスだからです。
とはいえ、どのように成り立っているのか知らなければ安全性に納得できませんよね。
そんなわけで、次はポイントサイトの仕組みについて説明します。
ポイントサイトの仕組み
ポイントサイトの仕組みを語るうえで重要なのが、以下3つの存在です。
ぼくたち利用者は無料で利用できてポイントまでもらえるわけですが、それはいったいなぜなのか。
その理由はポイントサイトが、広告費で運営されているから。
もちろん、広告費を出すのは広告主です。
利用者がポイントとして受け取っているのは、その広告費の一部となります。
わかりやすいように、仕組みについての図解を用意しました。
一連の流れとしては
- 利用者がポイントサイトを経由して広告利用
- ポイントサイト・広告主が成果発生を確認
- 広告主の審査・判定
- 承認されると、広告主からポイントサイトに成果報酬が支払われる
- ポイントサイトは、成果報酬の一部を利用者に還元
といった感じ。
利用者は広告サービスを利用しながら、ポイントを受け取れる。
広告主としてはコストがかかるものの、成約につながりやすい。
そしてポイントサイトは、利用者に広告を利用してもらうことで広告収入が入ってくる。
こういった三者の関係性で、ポイントサイトビジネスは成り立っているわけです。
ちなみに広告費での運営は、民放テレビでも一緒。
日テレやTBSなどの大手メディアと同じ手法と考えれば、全然あやしくないですよね。
危険なポイントサイトの特徴6つ
ここからは、本題である危険なポイントサイトの特徴を紹介します。
危険性が高いのは、以下6つに当てはまるところです。
ポイントの最低交換額がやけに高い
危険・悪質と言われるポイントサイトには、最低交換額がやけに高いところが多いです。
とりわけ5000円以上のところは、完全に危ないといえます。
なぜなら最低交換額が高すぎるせいで、まともに交換できないから。
それは過去の事例を見ても、明らかなんですね。
例えば過去にトラブルを起こし閉鎖したサイトには、以下の2つがあります。
- キラキラウォーカー
- manekin(マネキン)
この2サイトは、どちらも最低交換額が1万5000円と異常なまでに高かったんです。
100円から交換できるところもある中で、1万5000円という金額は明らかに高すぎます。
この他にも危険性のあるポイントサイトには、5000円以上のところが名を連ねていました。
ではなぜ悪質なサイトは高く設定するのかといったら、以下のような思惑があるから。
- できるだけ利用者に交換させたくない
- できるだけ多く広告利用させたい
交換させなければ、ポイントサイト側がお金を失うことはありません。
ゆえに最低交換額を高くして、交換しにくくするわけです。
また多くの広告を利用してもらえれば、その分報酬が入ってきます。
最低交換額が高いと、それだけ多くの広告や高額案件が必要になってきますよね。
つまりできる限り広告利用させつつ、簡単には交換させないというのが悪質サイトの狙いです。
主要サイトのほとんどは500円以下
大手と言われるポイントサイトのほとんどは、最低交換額が500円以下です。
サイト名 | 最低交換額(円換算) |
---|---|
ポイントタウン | 100円 |
モッピー | 300円 |
ハピタス | 300円 |
げん玉 | 300円 |
ECナビ | 300円 |
アメフリ | 400円 |
ポイントインカム | 500円 |
ワラウ | 500円 |
これを考えると5000円以上という金額が、いかに高いか理解できると思います。
会員数が少ない・不明
会員数が少ない、あるいは不明というポイントサイトは危険性があります。
会員数はポイントサイトの規模を表している、と言ってもいいです。
つまり会員数が少なければ、規模が小さいということになります。
また不明であれば、規模が推しはかれません。
基本的に大手のポイントサイトは会員数を公表していますし、調べれば簡単にわかるものです。
不明ならそれだけで、評価を下げてしまいます。
これは相対的な評価にもなりますが
- 会員数が多い=規模の大きい大手ポイントサイト
- 会員数が少ない=規模の小さいマイナーなポイントサイト
どちらが信頼できるかといったら、断然会員数が多いほうだと思います。
具体的な会員数の目安を挙げるなら、100万人が基準になるでしょう。
この人数はあくまで個人的な意見ですが、100万人以下だと規模が小さいのかなと。
ちなみに会員数が少ないところには、以下のような原因がつきものです。
- 評判が悪い
- 魅力がない
- 認知されていない
こういった何かしらの問題があるから、会員数が伸びないわけですね。
運営会社の情報が少ない・あいまい
運営会社の情報が少なかったり、あいまいだったりするポイントサイトはかなり危ないです。
言ってみれば、どんな企業が運営しているのかわかりにくい状態。
そんな不明瞭な状態のポイントサイトを、使いたいと思うか。
おそらくほぼ全ての人が、ノーと答えるでしょう。
もちろん管理人もイヤです。
だってあやしくないですか、わかりにくい時点で。
そもそもどこの誰が提供しているか、といった情報は記載されて当たり前ですよね。
それこそどんな商品やサービスであっても、通常であれば表示されています。
あって当たり前の情報が抜け落ちている時点で、まともではありません。
過去に悪質と言われたポイントサイトには、運営会社の情報が少なくあいまいなところが多かったです。
中には、会社名を明記しないものまであったようですね。
逆に安全性の高いポイントサイトは、運営会社の情報を詳しく記載しています。
それに加えて上場企業だったり企業規模が大きかったりするので、目に見える信頼性があるわけです。
運営年数が短い
運営年数が短いポイントサイトも、要注意のひとつです。
なぜなら「実績がない」も同然と言えるから。
つまりポイントサイトとして、完全に未知数なわけです。
未知数となると、このサイト大丈夫なのかという疑念が出てきませんか。
例えば
- ちゃんと稼げるのか
- ポイント交換できるのか
- 閉鎖しないのか
極端な例かもしれませんが、こういった疑いをもたれてもおかしくありません。
一方で運営年数が長ければ、サービスを継続させた実績という点で安心できます。
少なくとも運営年数の短いところよりは、信頼できるはずです。
運営年数の目安は10年以上
では運営年数の目安は、どれくらいなのか。
見出しにも書いていますが、個人的に10年以上かなと思います。
まず10年続いていれば、実績の面で十分でしょう。
ちなみに10年以上継続しているポイントサイトは、けっこうあるんですよ。
下記に、2023年1月現在の主要サイト運営歴をまとめました。
サイト名 | 運営年数 |
---|---|
ニフティポイントクラブ (旧ライフメディア) | 26年 |
ワラウ | 23年 |
ポイントタウン | 23年 |
GetMoney! | 21年 |
ちょびリッチ | 20年 |
フルーツメール | 20年 |
モッピー | 17年 |
げん玉 | 17年 |
ポイントインカム | 16年 |
ハピタス | 15年 |
プライバシーマーク・同様の制度を取得していない
プライバシーマーク、または同様の制度を未取得のポイントサイトは危険だと言えます。
簡単に言えば、第三者機関による個人情報保護の認証制度です。
つまりプライバシーマークや同様の制度を取得していなければ、個人情報の管理体制に不備があってもおかしくないということ。
未取得のサイトが必ずしも危険なわけではありませんが、取得したところと比べると信頼性は雲泥の差です。
実際に多くのポイントサイトでも、プライバシーマークや同様の制度が表示されています。
昨今の個人情報の重要性を考えても、取得が当たり前の風潮になっていますね。
ちなみにプライバシーマークを取得・維持するには、多額の費用がかかるんです。
企業規模によって異なるものの数十万~百万円以上は必要になるため、ある程度余裕のある企業でなければ難しいかもしれません。
言いかえれば、未取得のサイトは資金面で余裕がないとも読み取れます。
プライバシーマークと同様の制度
先ほど「同様の制度」と書きましたが、具体的にはどんなものがあるのか。
ポイントサイトとも関係の深い、以下3つを紹介します。
- ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)
- TRUSTe
- JAPHICマーク
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)
ISMSは、企業および組織の情報セキュリティを管理する仕組みです。
取得するためには、認証機関の審査を受ける必要があります。
TRUSTe
TRUSTeは、アメリカ発祥の個人情報保護に関する認証制度。
そのWebサイトが個人情報を適切に管理しているか、第三者機関が審査します。
世界各国の有名企業も取得。
例)Apple、IBM、マスターカード
JAPHICマーク
JAPHICマークは、個人情報保護に関する第三者機関の認証制度。
個人情報を適切に取り扱っているか、国のガイドラインに基づき審査します。
各認証制度を取得済みのポイントサイト
これまで紹介した認証制度をおさらいすると、下記4つになります。
- プライバシーマーク
- ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)
- TRUSTe
- JAPHICマーク
ということで、取得したポイントサイトを各認証制度ごとにまとめます。
プライバシーマーク
- モッピー
- ワラウ
- ポイントインカム
- ハピタス
- アメフリ
- ECナビ
- フルーツメール
- GetMoney!
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)
ポイントタウン
TRUSTe
- ちょびリッチ
- PONEY
JAPHICマーク
- ポイぷる
- POM(ポム)←要注意
POMに関してはJAPHICマークを取得してますが、かなり要注意のサイトでもあります。
過去の話ですが、同じ運営会社の「manekin(マネキン)」というポイントサイトで問題をおこしたからです。
ほとんど更新されていない・放置ぎみ
ほとんど更新されない、いわゆる放置ぎみのポイントサイトも避けましょう。
放置するということは、運営が力を入れていない証です。
言わばどうでもいい事業として、ただ存在するだけに過ぎません。
そういったところは、いつ閉鎖してもおかしくないんですよね。
さらに言えば放置サイトは、まるで活気がない状態です。
そのような活気のなさは、案外サイトの見た目や雰囲気で感じ取れます。
運営会社の後ろ向きな姿勢って、僕たちユーザーに伝わってくるものですから。
とはいえ、以下のような見分けるポイントもちゃんとあります。
- お知らせの更新頻度が低い
- お知らせの更新内容がサポートの休暇のみ
- 広告案件が少ない
- キャンペーンがない
- サイトデザインが変わらない・一昔前
放置ぎみのポイントサイトは、上記に当てはまることが多いかなと。
一番わかりやすいのは、お知らせの更新頻度でしょうね。
少なくとも最新のお知らせが半年~1年以上前とかだったら、放置ぎみと思ってOKです。
【要注意】危険なポイントサイトの具体名
この項目では、少し踏みこんで危険なポイントサイトの具体名を見せていきます。
一覧で紹介しましたが、この中で悪名高いのはキラキラウォーカーでしょう。
なんといっても運営者が詐欺罪で逮捕されたため、知っている人も多いんじゃないかと。
「キラキラ☆ウォーカー」運営者を詐欺罪などで逮捕 「ポケコイン2万円分もらえる」と偽キャンペーン展開
引用元:ねとらぼ
そしてもうひとつ、評判の悪さで取り上げるならmanekin(マネキン)です。
マネキンも悪質なポイントサイトとして、この界隈では有名でした。
そんなマネキンと同じ運営会社なのが、唯一の現役サイトPOM(ポム)。
POMに関しては
- 500円から交換可能
- JAPHICマークを取得
といった、プラス面があるのは事実です。
それでも、マネキンと同じ「株式会社メディアラスタライズ」が運営という点で要注意ですね。
安全で稼げるポイントサイト3選
危険なところは理解した、となると次に気になるのは安全なポイントサイトですよね。
この見出しでは安全性が高くて、なおかつ稼げるサイトを3つ紹介します。
下記3つは管理人も利用する、大手ポイントサイトです。
モッピー
ポイントレート | 1ポイント=1円 1コイン=0.1円 |
交換先 | 現金、ギフト券、電子マネー、他社ポイントなど |
最低交換額 | 300ポイント |
交換手数料 | 現金:31~165ポイント その他:無料~110ポイント |
ポイント有効期限 | 最後のポイント獲得から180日経過した場合失効 |
友達紹介制度 | 紹介報酬:300ポイント ダウン報酬:最大10% 友達の特典:2000ポイント(条件あり) |
年齢制限 | 12歳以上 (未成年者は保護者の同意が必要) |
会員数 | 1000万人 |
運営会社 | 株式会社セレス |
モッピーは総合的に見て、ポイントサイト界のキングといっても差しつかえないです。
特筆すべきは、その会員数の多さ。
累計会員数1000万人を突破していて、まさにマンモス級サイトと言えます。
そんなモッピーを運営するのが、株式会社セレスです。
運営会社のセレスは、東証プライム上場企業なのでステータスとしては申し分ありません。
また当然のように、プライバシーマークを取得。
個人情報の管理において、細心の注意をはらっていることがうかがえます。
そして広告案件の還元率が高いことも、モッピーが選ばれる理由です。
実際に他サイトと比較すると、広告還元率が一番高いものがいくつもあるんですね。
こういった特徴があるからこそ、誰にでもおすすめできるポイントサイトと言えます。
ポイントタウン
ポイントレート | 1ポイント=1円 1コイン=0.01円 |
交換先 | 現金、電子マネー・ギフト、他社ポイントなど |
最低交換額 | 100ポイント |
交換手数料 | 無料 (LINEポイントのみ10%) |
ポイント有効期限 | 最後にポイントを取得した日より365日 |
友達紹介制度 | 紹介報酬:300ポイント ダウン報酬:最大50% 友達の特典:2000ポイント(条件あり) |
年齢制限 | 16歳以上 (16歳未満は保護者の同意があれば利用可) |
会員数 | 830万人 |
運営会社 | GMOメディア株式会社 |
紹介経由限定特典
登録後の条件達成で2000円分のポイントゲット!
ポイントタウンでは、2022年7月にポイントレートが変更になりました。
以前は20P=1円だったのですが、リニューアルを経て現在の1P=1円に。
そんなポイントタウンの運営年数は、実に20年以上。
ポイントサイトのサービスが、始まって間もないころから存在しています。
まず特徴を挙げるなら、運営会社の大きさでしょう。
ポイントタウンを運営するのは、東証グロース上場のGMOメディア株式会社。
巨大企業GMOのグループ企業とあって、やはり安心感が違います。
GMOといえば、ネット広告やテレビCMで知っている人も多いはずです。
運営会社の大きさもさることながら、ポイントタウンの真骨頂は最低交換額の低さにあります。
100円から交換できるうえに、ほぼ全ての交換先において手数料無料。
とにかく簡単に交換できることが、最大のメリットなんですね。
またポイントタウンでは、無料コンテンツを数多くあつかっています。
ゲームやクイズなど数多くのコンテンツが用意されているので、コツコツ貯めるのにぴったりなんです。
ポイントインカム
ポイントレート | 10ポイント=1円 |
交換先 | 現金、電子マネー・ギフト、他社ポイントなど |
最低交換額 | 5000ポイント(例外あり) |
交換手数料 | 現金:無料~1600ポイント その他:無料~5000ポイント |
ポイント有効期限 | 最後のログインから180日間 (ポイント失効+退会) |
友達紹介制度 | 紹介報酬:最大4500ポイント ダウン報酬:10% 友達の特典:最大4000ポイント |
年齢制限 | 13歳以上 (18歳未満は保護者の同意が必要) |
会員数 | 400万人 |
運営会社 | ファイブゲート株式会社 |
ポイントインカムは、イベント・キャンペーンの豊富さが魅力です。
例えば毎月開催されるイベントには、以下のようなものがあります。
- ポイントハンター
- 全国ランキング特別編
- POTARO WARS
こういった定常イベントでは、まとまったポイントを稼ぎやすいです。
さらに、アプリ案件の還元率が高いことも特徴的。
インストールやゲームアプリの条件達成で、多くのポイントを貯められます。
安全面については、業界の主流ともいえるプライバシーマークを取得。
そのため個人情報の取り扱いに、万全を期していると判断できます。
またポイントインカムのランク制度は、他と異なり少し特殊。
一度ランクが上がってしまえば、二度と下がることはありません。
ちなみにランク特典は、広告利用時のボーナスポイントです。
その特典がずっと続くわけですから、絶対にお得ですよね。
まとめ
ということで、危険なポイントサイトの特徴についてお伝えしました。
最後におさらいとして、内容をまとめておきます。
基本的にポイントサイトは安全だけど、中には危険なところもある
【危険なポイントサイトの特徴6つ】
- ポイントの最低交換額がやけに高い
- 会員数が少ない・不明
- 運営会社の情報が少ない・あいまい
- 運営年数が短い
- プライバシーマーク・同様の制度を取得していない
- ほとんど更新されていない・放置ぎみ
【安全で稼げるポイントサイト3選】
- モッピー
- ポイントタウン
- ポイントインカム
やはりポイントサイトを利用するなら、安全性・信頼性の高いところに限りますね。
ぜひ記事でお伝えした内容を参考にして、あなたに合ったポイントサイトを選んでみてください。
危険なところを理解したら、次は安全なポイントサイトの特徴をチェック!
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